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【ramen】 てんtoてん (沖縄・那覇)
沖縄で訪ねたお店は、那覇の中心部からバスで20分ほど行った
住宅街の中にあるお店「てんtoてん」。

沖縄はラーメン不毛地帯で、それがいままで沖縄行を引き延ばしていた
一つの理由でもあるのですが、実は沖縄は「沖縄そば」という麺料理が
有名で、しかも近年のラーメンブームの波に乗ってかなり盛り上がって
いるとのことで、気になる存在になっていたのでした。

DSCF3388.jpg


もはや自分のラーメン食べ歩きの指標になりつつあるマンガ
『ラーメン発見伝』でも、沖縄出身の登場人物・比嘉君をして
「こ、こんな沖縄そば、食ったことがない…」(17巻p153)と言わしめた
お店で、沖縄に行ったら絶対に訪ねようと思っていたお店でした。

注文はデフォルトメニューの「木灰すば」。
「木灰」とは、読んで字のごとく木を燃やした後に出る灰のこと。
その灰を水に漬けておくと出来る、アルカリ性の上澄み液を沖縄では
木灰水と呼び、ラーメンのかん水と同じく、これを使うことで麺に
コシを出すことができるんだとか(全部マンガの受け売り)。

DSCF3314.jpg


食べてみて、麺はもちもちしてるけれど、うどんとは違って、
プツンと歯切れがいい。この辺は佐野ラーメンに近いか。
でも、何より特徴的なのはそのスープ。カツオと豚をベースにした
Wスープらしいけれど、豚の味はあんまり強くなくて、カツオが
前面に出てる。そして味付けは薄口醤油(たぶん)。

カツオのダシに薄口醤油でスープを作れば、結局西日本のうどんスープに
近い味にならざるを得ない訳で、実際、地元のうどんスープにかなり近い。
自分にとっては、とても懐かしい味。スープ自体はすごく上品で、
「味が薄い」状態になるギリギリのラインを見極めている感じ。
あっさりとしていて、するすると入っていく。


ラーメンとは料理としての性質が全く違うので、単純に比較はできません。
なので今回は評価はナシで。でも、お店の雰囲気も落ち着いた感じの、
居心地のよいお店でした。近くに寄る機会もなかなかないとは思うけれど、
足を運ぶ価値はあるお店だと思います。

てんtoてん (沖縄・那覇) 評価無し
http://www.churashima.net/gourmet/soba_museum/okinawa/tentoten.html



その他に食べてきた沖縄そばのお店は次の2店。


大東そば パラダイス通り店 (那覇)

DSCF3332.jpg

沖縄の中心・国際通りのすぐ近くにあって便利。
麺が若干もそもそしていて、独特の食感になってるけど、ひょっとしたら
こっちの方が地元の人には馴染み深い「沖縄そば」なのかもしれない。


ブラジル食堂 (名護)

DSCF3335.jpg

地元の方に連れてきていただいたお店。
ブラジル料理ももちろんあるけれど、なぜか名物は沖縄そば。
こちらの麺の食感はつるつるしてる。スープは関西うどんに一番近い。
お店の看板が、ブラジル国旗が沖縄そば化したような、何ともいえない
ユニークなデザインで面白い(笑)。





…さて、覚えているのは自分だけだと思うのですが、以前四国ラーメン
食べ歩きのニッキ
を書いた際に、私はこんなコトを書いていました。

 高校生の頃から、いろんなところに電車で行ってはラーメンを食べまくる、
 という旅行を続けてきたので、今年4月の段階で、全国47都道府県のうち
 未訪問県はわずか4県になっていました。


この4県のうちの2県が四国(愛媛&高知)、そして1県は沖縄だったため、
その後の四国・沖縄行によって、未踏県(通過すらしたことのない、
本当に「行ったことのない県」)は、ついにあと一つになりました。


ではここで問題です(笑)。
47都道府県のうち、実に46の都道府県に行ったことのある茶有ですが、
生まれてこのかた、まだ一度も訪れたことのない県がひとつだけあります。
その都道府県とは、いったいどこでしょう?


答えはCMの後!!





思想地図 vol.1 (1) (NHKブックス 別巻)思想地図 vol.1 (1) (NHKブックス 別巻)
(2008/04)
不明

商品詳細を見る






はい、CM終了(笑)。



正解は、なんと、こちらの県でした!!



結局、普通は(修学旅行とかで)真っ先に行くやろー、というところが、
最後まで残った未踏県になりました。

私が在籍していた中学校も、奈良・京都への修学旅行が恒例になっては
いたのですが、私の代はあまりにも荒れていたため、ケンカ防止と文化財の
保護のために、自分の年だけ雪山に隔離(要するにスキー旅行に)されたの
でした。ウソのようなホントの話。

しかもこの県は、すぐ上(京都)を東海道線・新幹線が走っていて、どこかに
行くための通過路になっている訳でもない。神社・仏閣めぐりに全く興味が
無い(そもそも宗教法人が大嫌いな)私にとっては、確かにこの県が最後に
残ったのも道理なのでした。



さて、どのタイミングでこの県を訪問するかなー。
実はこの県には「天理ラーメン」という、ちょっと変わったローカル
ラーメンがあったりもするので、そのうち記念に食べに行きたいもんです。
(実は自分は神戸の支店で食べたことがあるんやけど…)


47都道府県を制覇したら、何か人生観が変わったりするんやろか。
いまからドキドキ。

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2008/09/22 | ramen | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
このまま永遠に、夕凪を。
生まれて初めて沖縄に行ってきた。


正直、内陸育ちの自分はマリンスポーツへの憧れが全然ないので、
旅行の行先としての沖縄の優先度は、それほど高くなかったのです。
鉄道も通ってないし、かといって車は運転できないし。

(何を隠そうワタクシ、教習所を卒業してから11年間ただの1度も車を
運転したことのない、筋金入りのペーパードライバーだったりします。)

でも、調べてみたら原付バイクを安くレンタルできるということなので、
「それならいっか」と、沖縄行きを決断(笑)。沖縄そばも食べられるし。


…と、そんな安易な発想から始まった沖縄行きだったのですが、
結論から言うと、本当に行ってよかった!と思う。

自分の周りには沖縄出身者の友人って一人しかいなくて、そいつは
(九州出身者の郷土愛の強さとはまた違った意味で)沖縄人としての
アイデンティティとか、本土人への屈折した感情を隠さない奴だったの
ですが、今回実際に沖縄を旅してみて、彼が折に触れて訴えていた、
この島が抱える矛盾が、痛いほど伝わってきたような気がします。


ここには、兵隊も民間人も含め、多くの人が犠牲になった
悲しい過去があって。

DSCF3315.jpg
(沖縄戦の際、追い詰められた多くの人々がここから身を投げたという
喜屋武岬。実際に上から見下ろしてみると、足がすくむ高さ。)


DSCF3327.jpg
(ひめゆりの塔)


DSCF3330.jpg
(平和祈念公園。よく総理大臣が式典などで訪ねてますね)



その一方で、感動的なまでに透明度の高い、白いビーチがあって。

DSCF3363.jpg
(本島から原付で橋を渡って行ける小島、宮城島にあるトンナハビーチ)


日本本土では見られない、独特の街並みがあって。

DSCF3358.jpg
(嘉手納市・基地周辺の街並み)


「美しい海」という名前そのままの観光名所があって。

DSCF3337.jpg
(「美ら海水族館」名物の巨大水槽)



そして何よりも、悲しい記憶を伝える戦跡からさほど離れていない場所に、
日本のどこよりもアメリカナイズされた風景があって。

DSCF3349.jpg
(沖縄名物ブルーシールアイスの本店。外見からして既にアメリカン。)


DSCF3350.jpg
(「道の駅 かでな」の名物チーズバーガー。味もアメリカン。)



そして何より、頭上を飛び交う戦闘機がある。

DSCF3354.jpg
(おそらく、アメリカ海軍の戦闘攻撃機F/A-18C。自信はないけど。)



島を周ってるうちに、だんだんと頭が混乱してくる。


自分は職業病なのか、「悲惨な過去を伝える戦跡」を見ても、
その悲惨さを必ずしも額面通りに受け止めることができない。

たとえば、最後まで抗戦を続けた兵隊たちの多くが壮絶な最後を
遂げた場所(旧海軍司令部壕)と、戦争で命を落とした師範学校の
女学生たちを語り継ぐ資料館(ひめゆり平和祈念資料館)を較べた
ときの、「悲惨な過去の伝え方」の微妙な違いに気づいてしまったり。

(それはおそらく、この激戦の中を生還した兵隊経験者(戦友会)を中心に
発掘・整備された戦跡と、同じく生き残った師範学校出身者=戦後沖縄の
平和教育の担い手によって建てられた資料館との違いでもあるんだと思う。)

でもその一方で、元・飛行機少年の悲しい性か、頭上を飛び交う
ハイテク戦闘機の姿に、どうしようもなくワクワクしてしまう自分が
いるのも、また事実だったり。


もしもこれらの一つ一つが「本土の人間から見た、沖縄が抱える矛盾」
なんだとしたら、それの裏返しがそのまま「沖縄の人たちが持つ、
本土に対する複雑な感情」になるんだろうと思う。


これ以上の安易な一般化は危険すぎるので、この辺で思考を一時ストップ
させたいと思うけど、全く安易な気持ちでは回れない島だな…と、そんな
ことを考えてしまった沖縄行でした。




…あ、何だかんだと殊勝なコトを言いつつも、沖縄そばは
お腹いっぱい食べ歩いてきてますので(なんて安易な…/笑)。
その模様はまた次回。


(music: 島唄 /THE BOOM)

2008/09/15 | diary | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ドキュメンタリーなんて信じない。
いまさらだけど、映画『靖国』を観てきた。

ずっと前から観なきゃいけないなーと思いつつも、自分はどうしても
「映画館で1800円払ってドキュメンタリー映画を観る」ことに
コストパフォーマンスの悪さを感じてしまう小市民なので、いままで
観ずにいたのでした。

でも、とある機会があって無料上映会にお誘いいただいたので、
「これは(無料だし)絶対に行かねば!」と思い参加。
悲しいまでに小市民的な発想(笑)。


観た感想は、ひとことで言うならば「いろんな人がおるんやなー」。


映画自体は、靖国神社を軍国主義の象徴として非難する訳でも、
英霊たちが眠る場所として顕彰する訳でも、どちらでもないスタンス。
あくまで靖国を軍国主義の象徴として非難する「人たち」や、英霊が
眠る場所として顕彰しようとするする「人たち」が、靖国神社の周りに
「集まってくる様子」を描いていて、ドキュメンタリーというよりは
記録映画に近い。

ストーリー性を一切排除した淡々とした展開で(ナレーション一切無し!)、
正直面白い映画ではないし、説明不足という意味ではかなり「不親切」な
映画だとも思う。

だけど、自分はドキュメンタリーに説明が付けば付くほど、つまり
「親切」であればあるほど不信感を感じてしまうヒネた人間なので、
逆にこの潔いまでの説明不足には、ドキュメンタリー監督としての
誠意さえ感じてしまう。


「公正中立なドキュメンタリーなど存在しない」というテーゼは、
メディア研究の世界に限らずもう常識に近くなってると思うけれど、
そのときに、それでもドキュメンタリーを志向する人たちが目指す
方向性って、実は2つあるんじゃないかと思った。

1.公正中立さをあきらめて、自分の主観的なメッセージを伝達する
 手段として、ドキュメンタリーという手法を使う。

2.自分が考えるメッセージの伝達をあきらめて、ある「場」や「人」の
 あり方を記録・保存する手段として、ドキュメンタリーという手法を使う。

この中でも「2」って実は非常に難しい使い方で、おそらく商業的
にも成立しにくい手法だと思うんだけれど、そういった意味でも
この『靖国』の事例は本当に興味深いと思う。

ドキュメンタリーにはもう「1」の可能性しか残されていないと、
半ば諦観してたけれど(それはドキュメンタリーと街頭演説が
ほとんど同義になるってことだ)、この映画を観たら、まだまだ
ドキュメンタリーにも可能性はあるんやなーと、そんなことを
考えさせられた1時間半でした。


あとこの映画、説明が圧倒的に不足している分、それを理解するためには
自分の頭の中でストーリーを補完しなくちゃいけない。そのため、元々靖国に
肯定的な人はこの映画によって「英霊たちの顕彰の場=靖国」という図式を
強化させるだろうし、それに否定的な人の脳内では、この逆の現象が
起きるんだろうと思う。

記録映画に徹するって要はそういうことだから、作家にとっては本当に
忍耐を要する(自分の主張を介在させる余地のない)仕事になると思うん
だけれど、そうした意味も含めて、自分はこの映画を高く評価しています。


ちなみに「実際に観もしないで批判するな!」という言説について、確かに
作り手や、実際に観た人の立場からすればその通りなんだけれど、自分の
ような小市民な観客の立場からすると「そんなクソ映画(の臭いがプンプン
する作品)に1800円も払えるか!」という気持ちも、とってもよく分かる。

だから、キャスティングとか、監督の過去の作品とか、主題歌とか、
映画の内容とは別の次元で「観たくない!」意志を表明するのは、
別に批判されるべきことじゃないんじゃないかとも思うのです。
もちろん、そこには「映画の内容に対する評価では決してない」
という留保が必要ではあるけれど。


…さて、『崖の上のポニョ』はどうするかなー。
観に行くべきか、行かざるべきか。
自分にとっては、それが大問題なのです(笑)。


(music: ウナナナ/ 斉藤和義)

2008/09/07 | social | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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