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私のあの娘は、清純、貞淑。
・もう1月も後半に入ってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
 今年もLegal Alienをお引き立てのほど、何とぞよろしくお願いいたします。



・今年も初っ端から賽銭払わずに初詣を済ませてきた茶有ですが(笑)、
 2008年はちょっと新しいことにも挑戦してみようと思い、何年ぶりかで
 おみくじなるものを(100円払って!)引いてまいりました。

 そしたら出たんですよ!人生初めての「凶」が!

 人によっては別に珍しくもないのかもしれないけれど、自分は二十ウン年
 生きてきて、「凶」が出たのは本当に初めてなのでした。
 自分の経験の上では、「大吉」よりも「凶」の方がレア度は何十倍も上。
 だから確率論的にどちらの方が運が良いかも、考えるまでもないですよね(笑)。
 実際「凶」の字を見た瞬間、思わず「よっしゃ!」と叫んでしまいました。


 そして初めて見る「凶」のおみくじの文面も、楽しいのなんの。

 【恋愛】色情のため飛んでもない災難に遭ふ時である。殊に相手の
     謀計(たくらみ)にひつかゝるからよくよく注意せよ。


 はーい。気をつけまーす。
 でも、どんな謀計(たくらみ)が待ち受けているのか…ドキワクです。
 願わくば、セレブでセクシーな美女に迫られたけど実はドッキリ、みたいな、
 ちょっとは甘い夢が見られるようなのがいいなー。

 本当は記念に財布の中にでも入れておきたい気分だったのですが(笑)、
 さすがに不謹慎な気もしたので、おとなしく左手で結びつけてきました。
 (凶を引いたときは、利き手でない方の手で結んだ方がいいらしいです…と、
 大晦日の雑学クイズで言ってました。)



・さて、そんなこんなでお正月気分も抜けて、気がつけばセンター試験の
 季節です。塾の講師をやっていた関係で、毎年国語と公民の問題だけは
 見るようにしているのですが、今年の古文の問題は本当に香ばしかった。

 ものすごく大雑把に現代語訳すると、こんなお話でした。

  主人公・角左衛門が、都に奉公に出るために摂津国を歩いている途中、
  喉が渇いたので、ある家に立ち寄りお茶をもらいました。その家には
  貧しい身なりの、しかし非常に美しい女性が一人で住んでおりました。

  こんな美人が貧しい暮らしをしているのを可哀想に思った角左衛門は、
  自分と一緒に都に行かないか、と誘いましたが、女は強く拒絶します。
  彼女が言うには「私には商いのために他国に出ている夫がいます。
  私はこの十年間、ここに残って家と義父母を守ってきました。でも明日、
  ようやくその夫が帰ってくるのです。なので早くお立ち去りください」と。
  角左衛門は大いに恥じ入り、食べ物を与えてそこを立ち去りました。

  翌日、角左衛門が忘れ物を取りに女の家に戻ろうと歩いていると、途中で
  葬列に出くわしました。聞くと昨日出会った女の夫の葬列だといいます。
  角左衛門が葬列についていくと、人々は女の家があった場所に夫の棺を
  埋め始めました。しかしそこには家もなく、ただの野原になっていました。

  そして夫の棺を埋めるために穴を掘っていると、昨日渡した食べ物と共に、
  女の棺が出てきたのでした。見るとその横には、夫の両親の塚もあります。
  聞けば、彼女らが亡くなってからもう十年になるとのことでした。
  
  c ああ、この女房、死すといえども舅姑に孝行を尽くして夫を待つ。
  いはんやその生ける時は知りぬべし。



 さて、そこで最後の問題、問4(2)です。

  ここ(下線部c)で作者はどんな感想を抱いているのか。その説明として
  最も適当なものを次から一つ選べ。

  1.筋を通した女の生涯に心を打たれながらも、その薄幸な生涯に
    同情を覚えている。
  2.夫と義父母にどこまでも尽くし通した女の誠実さに感銘を受け、
    心から賞賛している。
  3.決して浮気心を起こさなかった女の態度を、世の人々も見習うべきと
    訴えかけている。
  4.けなげに生きた女が全く報われないままに亡くなった、この世の
    不条理を嘆いている。
  5.気丈に生きた女が死後にやっと報われ往生を遂げたであろうことに、
    安堵している。


 別に文章自体はそんなに難しいものでもないし、解釈に誤解の余地は
 ありません。でも、だからこそ、「なぜ、いま、あえて、この文章を
 問題文に選んだのか」が気になって仕方がない。
 
 もしも選択肢に「6.古き良き時代の男女関係を懐古し称賛することで、
 あわよくば、近年ようやく根付きつつある反・固定的性別役割分業の
 考え方を、もう一度ひっくり返したいと思っている。」
があれば、自分は
 絶対に6番を選ぶべきだと思う。

 少なくとも「(この問題の)作者はそんな感想を抱いている」ことの
 説明としては、最も適当だと思うから。



・あ、でも、どうせ謀計(たくらみ)に引っかかるんであれば、こういう美談系の
 やつもいいかも。天真爛漫な美少女に迫られるけど、実は彼女は1年前に
 死んでいた…みたいな。どこのケータイ小説だよ、な展開ですが(笑)。


(music: スターな男 /ユニコーン) 

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2008/01/21 | diary | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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