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そして私をあの頃に連れていく
ふとしたきっかけで、1998年~1999年頃に
自分が録りためていたMDを聴いてみる。

1998~1999年というと、自分が大学に入ったばかりの頃。
公称6畳(実際は約5畳)の、カビだらけの蒸し暑い学生宿舎で、
初めての大学生活/一人暮らしが、新鮮で楽しくて仕方なかった頃。
(当時つくばでは新入生の9割以上が大学敷地内の学生宿舎に入居していました。
この環境が本当に楽しくて、自分はホームシックなどは皆無だった。)

そして、大学入学と同時に買ったMDコンポで、CDを借りて録って聴いて…を
やるのが楽しくて、膨大な量のオリジナルMDを作っていた頃。

自分の音楽の趣味がマニアックになっていくのは大学生の後半で
(土浦の新星堂でインディーズ情報誌をふと手にとってみたのがきっかけ)、
この頃は基本的にオリコンで上位にくるようなヒット曲を何の脈絡もなく聴いて
いたので、いま聴くととっても恥ずかしい曲がたくさん収録されてました。

・summer sunset /広末涼子
 (調べてみたら作詞・作曲が広瀬香美だった。これは恥ずかしい。でもいい曲)

・AHHHHH! /久保田利伸
 (当時、電波少年の企画でヒッチハイク中だった「朋友」の応援歌)

・タイミング /ポケットビスケッツ
 (テレビの企画物をこれだけ聴いていること自体、隔世の感があるわー)

・That's 替え歌メドレー /嘉門達夫
 (この辺は、まだ田舎の男子小・中学生文化をひきずってますね/笑)

・in the sky /工藤静香
 (月9ドラマ『神様、もう少しだけ』の挿入歌だったと思うんやけど、
 当時の自分がなぜあのドラマを観ていたのかがどうしても思い出せない。
 そんなに当時の自分は深田恭子が好きだったんやろか?)

・ILLUMINATI /MARICE MIZER
 (音楽に全く詳しくない頃の自分とはいえ、これは
 いくら何でもネタとして聴いていた…と信じたい)

・ALIVE /SPEED
 (うわ、認めたくないなー、若さゆえの過ち/笑)

などはその代表例。


でもそんなヒット曲(?)集の中にも、当時の音楽をめぐる状況を髣髴とさせる
楽曲があったりして、懐かしかったり、感慨深かったり。

・夏色 /ゆず
 (いま聴くと平凡な曲やけど、やっぱり当時、このアコギ+タンバリンの
 フォーキーな編成は本当に新鮮でした。その後のJ-POPの歴史を考えても、
 確実に流れを変えた一曲だったのは間違いないと思います)

・歌舞伎町の女王 /椎名林檎
 (周囲の音楽好きな人たちがものすごく騒いでいたのが印象に残っています。
 いま考えると、やっぱりこれも一つの新しい流れを作った一曲だったと思う)


そして、当時の自分の選曲センスに感嘆してしまうような曲も
時々含まれていて、ひとりで思わず「おー」とつぶやいてしまうことも。

・浸食~lose control~ /L'Arc en ciel
 (映画『GODZILA』のイメージソング、という事実は赤面モノやけど、曲自体は
 ものすごくマニアック。この変拍子なんて、普通に考えてあり得ません(笑)。
 同時発売の“HONEY”“花葬”というシングルはミリオンを達成したのに、
 当然この曲はマニアック過ぎてパッとしなかった。そんなこの曲だけが
 MDに残っている辺り、当時からヒネクれてたんやなーという気がします)

・ゴキゲン鳥~crawer is crazy~ /SOPHIA
 (ものすごく売れた曲、という訳でもないけれど、この曲は大好きでした。
 いま聴いてもいい曲だと思います。歌そのものよりはバックトラックが面白い。
 そして調べて驚いたのですが、SOPHIAって現在も活動してて、しかも
 そこそこ売れてるんですね。とっくに消えたと思ってました…失礼)


ちなみに、何でこんな昔のMDを探して聴いているのかというと、
先日ある女性の友人と話していて、「98年にリリースされた、小谷美紗子の
“こんな風にして終わるもの”という曲がとても良い」という話がふと
出てきたので、久しぶりに聴き返してみようと思ったからなのでした。

正直、当時はカップリング曲だった“真(君の真未来に捧げるうた)”の方が
好きで、この“こんな風にして終わるもの”という曲はそれほど印象には
残っていなかったのですが、いま聴くと、いや、この直球具合はすごい。

 お願い あの場所だけには
 新しい彼女を連れて行かないで
 あの場所だけが証明してくれる
 あなたが私を愛していたと

 お願い あの場所にも
 新しい彼女を連れて行かないで
 ごめんね、さっきから欲張りだったわ
 要するに 新しい彼女を作らないで


うーん、この「失恋した女性のリアルな痛々しさ」を理解するには、
おそらく当時の自分(何せ10代だ!)は若すぎたんやろなーと思う。
この曲に痛々しさを感じたりとか、この主人公の心情をいろいろ想像することが
できるようになったのは、それだけ自分が大人になったということなんかなー。
(でも、この曲をしきりに良いと言ってたその友人は、大丈夫なのか?/笑)


ついでに言うと、この曲に続けて“真(君の真未来に捧げるうた)”を
持ってきた小谷美紗子は、やっぱりすごい。

 君は会社を辞めました
 仲間と真未来と己の為に

 君はみんなに 身をもって
 仕事が何かを示しました


自分が会社を辞めたときと較べても、この一節から考えさせられることは
格段に増えているような気がします。
彼がみんなに身をもって示した「仕事」とは、いったい何だったのか?
「真未来」という言葉には、いかなる意味を読み込めばいいのか?


大学時代の音楽にノスタルジーを感じることができる年齢になってしまったという
事実は悲しく思わざるを得ないけれど(笑)、昔に較べて年相応に「オトナな」
音楽の解釈ができるようになってきた点については、素直に喜んでいいのかな。


(music: I /小谷美紗子)

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2007/06/30 | diary | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
俺は空気だけで感じるのさ。
■“廃棄コロッケ”ミートホープ関連店で提供

「ミートホープ」によるひき肉の偽装問題で、警察は24日、
不正競争防止法違反の疑いで本社など関係先を家宅捜索した。

(…)ミートホープ・田中稔社長は24日朝、強制捜査を前に
「販売店も悪いし、半額セールで(冷凍食品を)
喜んで買う消費者にも問題がある」と心境を語った。
警察は資料をはじめ、押収した肉などの分析を進め、今後、
産地や原料の虚偽表示を 禁止する不正競争防止法違反の疑いで
田中社長の立件も視野に捜査を進める方針。(…)

http://www.news24.jp/86810.html




言ってることは間違ってない。間違っちゃいないんだが…。

      空    気    嫁   (´・ω・`)





■週刊新潮 7月5日号の中吊り広告

s-nakaduri_0705_big.jpg


えっと、言いたいことは分かる。分かるんだが…。

「元 美少女アイドル」って、
これほど失礼な表現もない希ガス(´・ω・`)


(music: 武蔵野 /エレファントカシマシ)

2007/06/28 | social | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
幸せになりたいね。
渡辺伸『中年童貞―少子化時代の恋愛格差』(扶桑社新書)、読了。

自分は、この著者の主張におおむね同意します。
というよりも、著者がこんな本を出してまで訴えかけざるを得なくなった
その状況にいろいろ考えさせられたし、そんな状況下で、まさしく自分の
経験をさらけ出した著者の行動に敬意を表したいと思います。


自分が特に感服したのは、あとがきに書かれていたこの一文。

 恋愛というレースに対する疑問を呈する会員たちの声(茶有注:著者が会長を
 務める「全国童貞連合」の会員へのインタビュー)も本書では紹介したが、
 実のところは恋愛というレースしか目の前に見えていないがために苦しんで
 いる会員もたくさんいる。そのレースではゴールに辿り着けないと冷静に
 自分を見据える人間もたくさんいる。

 ならば、どうするか。
 「レースに参加しなくてもいいよ」というか。
 それとも「レースで頑張れ」と言うか。

 私には分からない。当たり前であるが、私自身が
 レースにもゴールにも辿り着いてはいないからだ。

 しかし、それでも私はレースにもう一度参加したいと思うのである。(p186)


たとえば『電波男』を書いた本田透は、「いまの恋愛資本主義は腐ってる!
モテない男どもはこんなレースから降りてしまえ!(そして二次元の世界に
理想郷を作ろう!)」とアジった訳やけど、それはそれでパフォーマンスとして
すごく面白かったので、いいと思う。自分はあの作品は大好きです(笑)。

でも、本田透のアジテーションはあくまでパフォーマンスとして
面白いのであって、これを本気にする人には(そして実行に移す人には)、
ちょっと疑問を感じてしまう。すなわちこの人たち(渡辺氏の下に集まった
「会員」の人たち)の恋愛の捉え方が、実はすごく歪んでいるように、
自分は感じてしまう。


中でもやっぱり気になったのは、「この人たち」の女性観。
おそらく彼らはこれまでも女性とのコミュニケーションが上手く取れずに、
いろいろな苦労をしてきたんだろうなーというのは痛いほど分かります。
分かるけど、だからといって女性全体を憎むのは、視野狭窄のような
気がして仕方ない。

 私は非モテに生まれてよかったと思いますよ。少なくとも、お金にしか
 興味のない女のような、気持ち悪い生物から恋愛感情を持たれることは
 ありませんもの。(p57)

 でも、そこから恋愛関係になったとたん、私のことを好きならここまでの
 ことをしてほしいという条件と要求を出されてしまう訳でしょ?
 今、男性たちに対して女性たちが期待するもののハードルはあまりにも
 高すぎると思うんです。(p64)

 僕は本当に話が合うと思える女性と出会ったことはないですね。だって、
 女性の話って本当にくだらないと思いませんか?
 デトックス、岩盤浴、ヨガ、マッサージ・・・・・・くっだらねえ。(p69)

 どうして男だけがそんな努力をしなければいけないんですか?性欲さえ
 なくせば、そんな努力の必要もない。(p76)


自分もデトックスや岩盤浴やヨガには全然興味がないけれど(肩凝り症なので、
マッサージ店の情報はぜひ教えてほしい/笑)、趣味の話題とか仕事の話題とか
人生についての話題とか、話が合うと思える女性はたくさんいます。

逆に、同じ男性なのに全くもって話が合わない人も、たくさんいます。
特に自分はスポーツ関連の話題が苦手なので、その話で盛り上げようと
されると、正直全然ついていけなくなる。

要するに男性だって女性だっていろんな人がいる訳で、そんなんで女性全員を
「くっだらねえ」と切り捨てるのは、女性に対して失礼だと思うのです。


「女性=お金その他を男性に要求する生き物」であるとして女性を嫌悪する人も、
やっぱり同じ。確かにバブル期をリアルタイムで経験している世代と自分の世代
では考え方が違うのかもしれないし、自分の世代にもそういう女性がいることは
否定しないけれど、でも、そんな人ばっかりでもないよ。たぶん。

逆に「女性は可愛く男性におねだりするもの」といった規範に馴染めずに悩んで
いる女性だっておるやろし、そういう人であればきっと「本当に話も合う」んじゃ
ないやろか。そしてそういう人、いっぱいいるよ。たぶん。


何より恋愛って、相手に何かを「してもらう」ものではなくて、もちろん自分の要求を
一方的にぶつけるものでもなくて、無条件で相手に何かを「してあげる」こと、
もしくは「してあげたい」という気持ちを持つことだと思うのです。

相手に何かを「してあげる」ことで喜んでもらえれば、相手も自分に何かを
「してくれる」。そしたら自分も嬉しいからさらに何かを「してあげたい」と思う…。
この正の循環こそが、恋愛なんじゃないやろか。(理想論に過ぎるのかなー)

自分が何かを「してあげる」ことなく「してもらう」なんて、男女関係なく普通は
あり得ないのに、「何をしてあげたところで自分には何もしてもらえない」という
前提を勝手に作って結局「何もしない」のは、無限後退でしかない。

別にこの人たちに「お前らもレースに参加しろ!」なんてことを言うつもりは
毛頭ないし、もちろん一方的に享受するのが当たり前、などとフザけたことを
考えてる女がいたら、そんなヤツこっちからフッちまえ!と自分も思う。
そして、(憎らしいことに)この世にはそういう女も少なからずいる、というのも、
残念ながら否定できない事実だとは思う。

でも私が著者の渡辺氏に感服したのは、彼が「何もしてもらえないかもしれない」
ことを十分に理解しつつ、それでも女性に「何かしてあげたい」という気持ちを
持ち続けようとしている点です。これは本当にすごいと思う。
そして自分も本当にそうありたいと思う。


…偉そうなこと言ってるけれど、別に私は「恋愛強者」な訳ではありません。
いや、むしろ、どう考えても非モテだし。

非モテだからこそ、非モテならではのプライドと信念と誠実さを持って、
卑屈にならず、視野狭窄にもならず、堂々と「レース」とやらに
臨もうぢゃないか。なあ、親友よ(笑)。

(music: 幸せ /中島みゆき)


中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― 中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差―
渡部 伸 (2007/05/30)
扶桑社

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2007/06/24 | diary | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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